品質管理

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Quality management品質管理

食品安全の管理体制
食の安心・安全な商品を提供するため、組織活動のマネジメント、HACCP、一般衛生管理から成り立つ食品安全マネジメントシステム「JFS-B」を2019年度に認証取得いたしました。 現場に潜む食品安全に関わる問題を予防的に排除するシステムとして「AIBフードセーフティー監査」も定期的に実施しております。
また、「鮮度の高い原料を使用すること」、「製造環境を衛生的に保つこと」、「製造工程を厳守すること」を3本柱にHACCPに基づいた製造に努めています。
こうした取り組みにより、食品安全管理レベルの継続的な向上を図っております。

原料卵受入(ハウユニット検査)

養鶏場から工場に入荷した原料卵は、鮮度チェックのためにハウユニット(Haugh unit)検査が行われます。この検査により、鮮度の高いAランク以上の卵のみを使用します。

ハウユニット検査とは

●濃厚卵白の盛り上がりの高さを卵の鮮度の指標とする検査方法。平板の上に割り落とした卵における濃厚卵白の高さと殻付卵重量を組み合わせて濃厚卵白の劣化度を表現する、アメリカのレイモンド・ハウ氏が考案した方法です。
 
H.U.値 72以上=AA級 60~72未満=A級 31~60未満=B級 31未満=C級


工場への入場手順(※小牧工場 例)

工場入場時のチェック

清潔区への入場前には専用の作業着に更衣後頭髪をネットに収め専用の帽子とマスクを着用し、粘着ローラーで塵埃や毛髪を丁寧に取り除きます。

エアーシャワーでの異物除去

次にエアーシャワー室に入り、粘着ローラーで取り残した塵埃や毛髪を取り除きます。(さらに「計量充填室」入室時には、“もっとも衛生的な区域”のため再度エアーシャワーを通ります。)

長靴消毒・手洗い

エアーシャワー室を出ると消毒液を満たした水槽内を通り長靴を消毒した後、手順に従いしっかりと石鹸で手を洗います。

アルコール消毒

手洗い後ドライヤーで手を完全に乾かした後、アルコール消毒を経て作業室に入ります。



施設の衛生管理

製造施設は、AIBフードセーフティ指導・監査システムに基づき安全で安心な環境づくりに努めています。(AIB(American Institute of Baking):米国製パン研究所)また、HACCPに基いた衛生管理を行うことで安全で安心な製品づくりに努めています。

微生物検査

工場で作られた製品は、品質確認のため微生物検査が行われます。この検査により、基準通りに製品が衛生的に作られているかどうかを確認します。微生物検査は、[一般生菌・大腸菌群]と食中毒菌である[サルモネラ菌・黄色ブドウ球菌]など、商品毎にその必要性に応じて、様々な検査を行っています。

成分検査

工場で作られた製品は、製品の規格に基づき「水分・塩分・糖分」などの他、
「粘度、色調」といった製品の特性に応じた検査を行い、その品質を確認しています。